2024/2/9
【2月号更新しました】立春となりました。
鳥のいない巣箱はこれからやってくる春らしさを待っているようです。「巣箱」に産卵された「小鳥の卵」は2週間程温められ、更に2週間程で小鳥の雛が若鳥となって「巣立」つまでが、春という季節にまるで凝縮されたドラマのように詰まっています。春の季節のスケールの大きさに改めて驚かされます。
皆様一人ひとりが主人公のいわば「今春のドラマ」も春めいて暖かいものになって欲しいものです。(拓真)
2024/1/7
【1月号更新しました】2024年も美しい初日から始まりました。
初日は万物を平等に照らすように、俳句もまた全ての人を平等に支えてくれます。
俳句を詠ませていただくことは本当に幸せなことであり、私たちも感謝の気持ちを忘れないようにしなければと感じるお正月でした。
今年も俳句が皆様の心を明るく照らす手助けになることを切に願います。(拓真)
2023/12/13
【12月号更新しました】12月に入り厳しい冷え込みがありましたが、今年は暖冬と言われていた通り、以降は平年と比べて高い気温が続いています。
もっとも、北国では美しい雪景色も広がっており、日本列島の広さに気付かされます。季語と向き合いつつ、詠み手としては、その地域独特の出来事を詠んでみるのも良いかもしれません。
寒い冬にはホワイトクリスマスの楽しみもありますが、暖かい冬は服装も心もいつもより身軽に。街には様々な冬のイベントが待っています。(拓真)
2023/11/9
【11月号更新しました】立冬が過ぎ、季節は冬へと入っていきます。気温も丁度下がり肌でも冬らしさを感じました。街では早くもイルミネーションの飾りも見られるようになってきました。
もっとも、紅葉はこれから見頃の地域も多く、実際は秋の名残はまだまだ続きそうです。
さて、10月30日には第7回「水明塾」が開催され、水明の先生による全句講評講座や外部からの講師をお招きしての講演会により、一同多くの学びが得られました。今回は一つのテーマとして「音」があり、俳句における音の重要性を改めて考えました。
季節の移り変わりのこの時期、季節の変化も意識したいですが、ぴったりの音でも俳句を詠みたいものですね。(拓真)
2023/10/12
【10月号更新しました】中秋の名月も過ぎ、気候もすっかり秋らしくなりました。今年の中秋の名月は9月29日でしたが、ちょうど満月と重なる年でした。晴れた日の月も美しいですが、うっすらと雲がかかる様も大変風情がありました。更に季語には、無月や雨月と言う言葉もあり、月が目に見えないことの情緒までも大切にしています。秋の夜長に普段見過ごしてしまっている大切な何かを探してみるのも良いかもしれませんね。(拓真)
2023/9/8
【9月号更新しました】9月に入りましたが、もうしばらく暑さが続きそうです。巷では、バスケットボールのワールドカップでの日本の勝利に、暑さも忘れ熱くなりました。
さて、9月の終わりには、初代主宰・長谷川かな女の忌を修する俳句大会である、りんどう忌が催されます。水明の歴史は長いですが、過去の水明の俳誌には俳句に関する先人達の熱い思いが掲載されています。私たちもバスケットボール熱に負けないぐらいに俳句に熱くなり、先人達の魂を受け継いでいきましょう。(拓真)
2023/8/10
【8月号更新しました】立秋を過ぎ、暦の上では秋となりましたが、連日まだ暑い日が続きます。
7月29日、30日、31日の3日間は水明夏行が開催され、無事夏の行事を終えることができました。皆様も夏行を終え、気持ちは秋へと移りつつあることと思います。
この時期に今だけの自分だけの小さい秋を探してみてはいかがでしょうか。(拓真)
2023/7/8
【7月号更新しました】暑い日が続くようになりました。
6月25日に水明全国大会・懇親会が開催され、水明六賞の表彰、新季音同人・新同人の委嘱状授与、昇欄者紹介等が行われました。また、大会兼題句の主宰選の発表と表彰が行われ、主宰の色紙や短冊が授与されました。受賞の皆様おめでとうございました。懇親会のアトラクションでは有志のバンドの演奏もあり、芸術を重んじてきた水明の名に恥じない素晴らしい演奏でした。
さて、7月の終わりには3日間の水明夏行があります。夏の暑さに負けずに俳句修行の中で新しい自分と出会いましょう。(拓真)
2023/6/8
【6月号更新しました】少しずつ夏の暑さを感じる季節となってきました。まもなく梅雨入りとなりそうですが、6月25日には水明全国大会・懇親会の楽しいイベントも待っています。梅雨の最中に時々太陽が顔を見せることがあるように、日々のささやかな楽しみを励みにしていきましょう。(拓真)
2023/5/12
【5月号更新しました】花は葉に。薫風が心地よい季節となりました。生活形態を一変した「コロナ」がやっと落ち着き、第5類への指定となり「普通」をやっと取り戻しました。
いよいよ心が解き放たれる時です。外へ出て「普通」を堪能しましょう。太陽が誘っていますよ。