2019/09/13
9月12日、「さいたま市民会館うらわ」において『りんどう忌』が開催され、参加の50名が兼題「上に秋のつく季語」で投句、互選と主宰選を競いました。獲得点の1位は五明昇、第2位は山中順子、第3位は越田栄子の各氏、主宰特選句は下記の通り。
有馬筆は箱入り娘かな女の忌 星野和葉
秋蝶の点となるまで舞ひのぼる 茂木和子
落人のねむる湖秋の声 日高 徹
秋燈下坊主めくりの膝と膝 五明 昇
秋夕焼天地の限り焦がしけり 山中順子
秩父嶺に雲湧く忌日秋暑し 矢作水尾
かな女忌のなべかまやかん台所 渋谷喜一
2019/08/08
7月末の29日、30日、31日の3日間にわたり、今年も浦和パルコ10階の集会室において夏行が執り行われ、猛暑が続く中連日約30名の参加者が席題の句作りに汗を流しました。(実際はクーラーが効いていて涼しい環境でした。)3日間を通じての皆勤者と高得点者及び、各日の主宰特選句の中から最終日に【天】【地】【人】と、特選句の7句の対象者に主宰から記念品が送られました。天地人の受賞は下記の通り。
尚、時間の都合で主宰の講評が出来なかったため、水明集9月号にページを割いて講評頂けるとのことです。
【天】 ジャックナイフの刃毀れに錆合歓の花(網野月を)
【地】 笑ひ絵にががんぼ足を置き忘る(大村節代)
【人】 海霧深し謎が謎呼ぶ難破船(石井喜恵)
2019/08/07
梅雨明けと同時に猛暑の日本列島ですが、暦の上ではもう立秋です。7月号から8月号へと更新しました。
過去の水明集が閲覧できるようになりました。
パソコンの場合は、画面左帯のコンテンツ欄の水明集6月号や7月号をクリックすると閲覧できます。
スマホの場合は、画面右上のTEL、MAIL、MENU、のアイコンの「MENU」をタッチすると「水明集2019年6月号」や「7月号」が表示されるので、タッチしてみて下さい。
2019/07/09
7月8日(月曜日)に、水明全国大会が開催されました。網野月を理事の開会挨拶の後、山本鬼之介主宰から新主宰としての所信表明、日高徹会計担当より決算報告と予算の説明があり、水明賞、季音賞、かな女賞、新珠賞の表彰と花束贈呈がとり行われました。受賞をされた方々おめでとうございました。その後、兼題主宰選句の披講があり、天・地・人及び特選51句、秀逸60句が表彰され、主宰より講評を頂きました。天・地・人は下記の通り。
【天】あぢさゐや江戸の名残の佃島(境延昭)
【地】ハープ鳴るやおどりいでたる黒揚羽(大橋廸代)
【人】あざやかに一座を仕切る江戸団扇(五明昇)
最後に星野和葉総務の閉会挨拶の後、三本締めで閉会しました。
2019/07/04
今年は空梅雨かと思いきや、なんと被害が出るほどの大雨となりました。次第に地球温暖化の影響が増大しているように思えます。 7月号への更新が出来ました。6/29に現代俳句協会の埼玉俳句大会が開催され、水明からも18名が参加しました。会は神野紗希さんの講演から始まり、トーク上手な彼女の俳句論を面白く拝聴しました。(写真)
その後、事前投句の表彰と当日句の表彰があり、水明から石井喜恵さんが事前投句で第2位の埼玉教育委員会教育長賞を受賞されました。受賞句は、「春寒し角のつっ張る紙袋」
2019/06/05
梅雨入りも間近になりました。薔薇、ツツジ、サツキ、紫陽花が花を咲かせています。5月号から、6月号への更新が出来ました。出来るだけたくさんの句の掲載をしたいと思って、試行錯誤中です。
これからもよろしくお願いします。
2019/05/18
5月13日と14日の2日間別所沼公園において「初めての俳句教室」が開催されました。10名の生徒さんが出席。一日目は俳句講義と作句、二日目は吟行と句会が和やかな雰囲気の中滞りなく終了いたしました。講師は山本鬼之介主宰、網野月を、茂木和子、石山かつ子の各氏。
2019/05/14
「水明」は、高浜虚子の高弟で、女性俳句の振興に尽力し女流俳人の草分けであった、長谷川かな女によって昭和5年(1930年)に創刊された俳句雑誌です。気楽に、楽しく俳句に親しんでみませんか。